【水戸市】夏本番、登山・トレラン・キャンプ!青空&雪山の看板で有名な老舗アウトドアショップへGO!!
こんにちは〜、かごマルシェです!
いよいよ梅雨が明けたら夏本番、アウトドアはハイシーズン!ということで、あの青空と雪山の看板でお馴染み、アウトドアの老舗「ナムチェバザール」にやってきました!
「なぜナムチェバザールという店名?」「なぜ人形店の看板とくっついているの?」という疑問は後ほど〜
店を訪れたことがある人ならわかると思いますが、店の入り口の左側に、大きなボルダリングの壁にビックリ!
休日には子供達が楽しそうに登っていく姿が。下から3枚目のパネルまでは自由に登ってよいそう。
今では珍しくはないですが、30年前に設置した時には、日本の流通店舗で初めての試みで、同業者に驚かれたようです!
店内のようす(1階)
1階はアウトドアウェアやグッズ、キャンプ用品。2階は登山、トレイルランニング、と分かれています。
では、まずは1階から。
アークテリクス
機能性とデザイン性を両立させた、おしゃれなカナダのアウトドアブランド。タウンウェアとしても、スタイリッシュに着こなせます。リュックはこちらのお店の社長も愛用!PCを入れて持ち歩くこともでき、ビジネスマンにも支持されています。ウェアもリュックも黒が一番人気。
パタゴニア
アウトドアブームの火付け役と言ってもよいくらい、お馴染みのアメリカのアウトドアブランド。色鮮やかなウェアやTシャツが人気です。薄手で小さくコンパクトに畳めるフーディーニ、雨を防ぐトレントシェルは名品且つ定番です。
フーディーニ
最高の着心地を追求している、スウェーデンのアウトドアブランド。アースカラーやくすみカラーが多く、タウンウェアとしても使いやすい!最近の流行は、派手なカラーではなく、このように落ち着いた色合いであり、今後も続くと見られています。
ノローナ
こちらも北欧、ノルウェーのアウトドアブランド。バイキングがマークになっています。アースカラーで男性客に人気。過酷な北欧の自然でも使用できる、確かな耐久性が認められています。
メンズを中心にご紹介しましたが、同様に、ウィメンズ、キッズも充実!
スノーピーク
新潟の燕三条で生まれた、日本のアウトドアブランド。雪の結晶のマークでもお馴染み。熱烈なファンはテントから焚き火台から、全て揃える方も。元の社名は、初代社長の山井幸雄氏の名前からとった「山幸(やまこう)」。ナムチェバザールは、その頃からのお付き合いだそうで、信頼関係により、店頭にはアイテム数が多く並びます。
ノルディスク
デンマークのアウトドアブランド。シロクマのマークがかわいく、女性に人気。白い円錐のテントは、キャンプ場でも目をひきます。正規代理店ということもあり、アイテムのバリエーションの数は多く、選びがい有り!
調理道具やスパイスも!焚き火コーナーも!
では2階の案内の前に、お店の歴史に触れてみましょう。
店の歴史
冒頭で、「なぜ人形店の看板とくっついているの?」と疑問を投げかけましたね!ここでいよいよ理由が解明されます。
ナムチェバザールは、今年で創業134年の人形店「祐月(ゆうげつ)」のアウトドア事業部として、1994年7月1日にオープンしました。今から約30年前、人形を買うお客さんが減り、新しい事業の柱の一つとして、人形を保管していた倉庫を改装して開店しました。
つまり、今年は創業30周年!!!
先代は山が好きであり、家族旅行は登山・スキー・キャンプだったとのこと。よって社長もアウトドアが身近な存在であり、親子で一緒にアウトドア事業部を立ち上げたそうです。社長は先代より「(家業とは)全く違うことをやれ」と常々言われていたので、当時勤めていた商社を思い切って辞め、好きなアウトドアにシフトすることができたそうです。
また、留学先のシアトルでは、市民が都市生活と自然を両方楽しむ姿を目の当たりにし、茨城も同じような環境(都心からは近く、且つ自然が豊か)なので、ライフスタイルと自然との共存共栄ができるのではないかと考えました。
店名の「ナムチェバザール」は、エベレストに登る拠点であり、世界中から人が集まる場所。そして、シェルパの里の名前です。シェルパはエベレストに登る案内人のことであり、「アウトドアの水先案内人」としてアウトドアの裾野を茨城に広げていきたい、という思いで、つけたそうです。
店内のようす(2階)
登山靴
登山をするには、やはり靴が命。私も、初心者ながら低山に登りますが、スニーカーと登山靴と両方履き比べて「足の疲れ方がこんなにも違うのか!」と驚いた過去が。特にミドル・ハイの丈は足が靴の中で固定され、安心感が全く違います。
ザック
ザックも、日帰り用のハイキングから、1泊2日の山小屋泊、4泊5日のテント泊まで、様々な大きさのものが揃います。メーカーによって、背負い心地が大きく異なるので、店員さんと相談しながら決めるのが、失敗しないコツ!
トレイルランニング
最近人気のトレイルランニング。山を駆け抜けながら登ったり降りたりするスポーツです。登山でもはぁはぁ言ってしまう私には、なかなかハードルが高いですが、短時間で山を登って降りてこられるので、人気だそう。
私も、こちらのショップで、登山靴、ザック、ウェアなどを購入させて頂いたことがありますが、店員さんに丁寧に相談に乗っていただき、納得のいくものを選ぶことができました。機能性が高く、安くはないものだからこそ、アウトドアのプロにお願いしたいですね。店員さんはみんな登山やアウトドアが趣味で、とても詳しく、実際にご自分が使って良かったものを紹介してくれます。
「これは携帯してほしい!」登山グッズ
社長が、ザックにぜひ入れておいて欲しいアイテムを2つ教えてくださいました。
まずはこちら。エマージェンシーブランケット。山での緊急事態に、これがあるかないかで生死を分けるかもしれないほど重要なもの。もし遭難したら、助けが来るまでは、食料を食べて体力を温存して動き回らないのが鉄則。
山では、意外とカロリーを消費するもの。こちらは携帯食としても食べやすく、小さく薄手なので場所もとりません。デザインもかわいくておしゃれ。いざというときの緊急食にザックに入れておくのがおすすめ。はちみつのような液体状なので、口にも含みやすいとのこと。
登山コーナーの常連さんは50〜60代も多く、ベテランの方は70代以上もいらっしゃいます。他にもソロキャンプ、トレッキングなども人気で、老若男女問わず、あらゆる世代のお客様がいらっしゃるそうです。おしゃれなアウトドアファッションを目当てにいらっしゃる方も多いとのこと。よって、親子3代で一緒に来店し、それぞれの目的でコーナーを見て買い物する方も。とっても素敵な光景ですね。
お店の思い
ショッピングモールへの出店のお誘いも多いそうですが、今はこの地で、茨城の良さを伝え、たくさんの人にアウトドアをもっと身近に生活に取り入れてもらえるよう、地域に根ざした店作りを目指しているとのことです。
茨城は、東京へも2時間かからずに出られる地であるのに、程よく田舎。地元ゆえに、良さに気づいていない方も多いですが、これだけの里山文化が残っている地域は珍しいそうです。
現在、県では、「茨城県北ロングトレイル」と題して、山・海・川・滝などの自然の景勝地からぬくもりある里山、歴史的遺構、古くからの街並みなど、茨城県の魅力を体験できる道を320Kmにわたって整備中。ナムチェバザールも、県と協力して、660人のボランティアと月2回程、道を作ったり、標識を作ったり、下草を刈ったりして整備しています。
また、コロナ前は盛んに行っていたトレッキングツアー、カヤックツアー、トレランの体験スクールなども徐々に再開していきたいと考えているそうです。
そして、最近、「OKUKUJI BASE CAMP」を奥久慈・大子にオープン!コンセプトは、ズバリ「ゆっくり過ごせる大人のキャンプ場」。新しいキャンプ場の形態です。川のせせらぎを聞きながら、絶景と美味しい空気の中で、仕事をしたり、アクティビティやバレルサウナを満喫したりすることもできる施設になっています。ワーケーションにも最適!テントなどのキャンプグッズのレンタルサービスもあるので、気軽に訪れて自然を満喫できます。
このような、頼りになり、品揃えも知識も豊富、茨城の魅力を改めて気づかせてくれるショップが水戸市にあって、本当に良かったと思います。
今なら、お盆期間まで、30周年&夏のSALEを開催中!
ぜひ、アウトドア大好きな方も、インドア派の方も、ナムチェバザールを訪れて店員さんとお話ししてみてはいかがでしょうか?きっと、アウトドアと茨城の魅力を再発見できると思います!
店舗情報
ナムチェバザール
住所:茨城県水戸市末広町2-2-7
アクセス:JR常磐線水戸駅より車で10分
電話番号:029-231-8848
営業時間:平日 11:00〜20:00
土日祝日 10:00〜20:00
定休日:水曜日(SALE期間中は無休)
駐車場:有
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※ 価格は取材当時のものになります。
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