「イチゴは補充してもすぐに売り切れてしまって…」。

そう話すのは、今年初めてイチゴの栽培に挑んだ『井出農園』（藤沢市打戻）の3代目 井出康平さん。そう言われると、一体どれほど美味しい「藤沢産イチゴ」なのかとても気になりますよね。笑

今日は藤沢の農家さんシリーズ第12弾。『井出農園』のイチゴをご紹介します。

2022年11月14日、Instagramに投稿された「第一号」の完熟イチゴを皮切りに、「よつぼし」「紅ほっぺ」「さちのか」の3種のイチゴが次々と収穫を迎えた『井出農園』。

農園内で育てるイチゴの特徴について、井出さんは「全体的に種が赤く色づくほど完熟したものを収穫しています。その美味しさはイチゴ狩りレベル（完熟＆摘みたて）のクオリティですよ」と話します。また3種それぞれのイチゴの特徴については「『よつぼし』はやや小粒で味濃厚な味わい、『紅ほっぺ』は食べ応えのある大きさでイチゴらしい食味、『さちのか』は芳醇な香りが特徴で甘味と酸味のバランスが絶妙です」と教えてくれました。

そんな『井出農園』のイチゴが食べたくてうずうずしていた私。JR「藤沢駅」北口のサンパール広場で開催された「ふじさわ元気バザール」で『井出農園』のブースを訪問。残り2パックとなっていたお目当ての「紅ほっぺ」（時価400円前後）を運よくゲットすることができました。

パックにていねいに詰められた大粒の「紅ほっぺ」（イチゴの個数はサイズに応じて変わります）。

井出さんが話す通り「種まで真っ赤」。色合いからも超完熟なのが伝わります（この完熟度合いで食べられるのは摘みたてならではですよね）。一番大きなイチゴを取り出し、マッチ箱と比較してみると…

一粒で満足できそうなご立派サイズ。

柔らかな果肉をひと口頬張れば「シュワシュワシュワッ」っと、まるで泡が弾けるかのように口いっぱいにあふれる果汁。そして摘みたてにしかない爽やかな香りと甘み、心地よい酸味のバランスに感激...。想像の遥か上をいく美味しさに「今すぐ誰かに食べさせたい、この食感と味わいをシェアしたい！」と思ったほどです（贈答用に利用したいイチゴです）。

今年初めて挑戦したとは思えない『井出農園』のイチゴですが「イチゴの栽培に関してはまだまだ未熟です。栽培の難しさ、そして奥深さを日々痛感しています。今後は安定してお届けできるよう、勉強していきたいですね」とどこまでも実直に取り組む井出さん。

販売はゴールデンウィークごろまでを予定しているとのこと（早めに終わる可能性あり）。収穫されたイチゴは『井出農園』の直売所で販売するほか、市内のマルシェで購入できます。※直売所の販売は毎日ではありません。また、すぐに売り切れてしまうことが多いそうです。

イチゴの収穫状況やイベント出店の予定、販売情報などについては、公式 Instagram（外部リンク）で発信しています。ぜひフォローし情報をチェックしてくださいね。