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【英会話】「That’s a wrap.」ってどんな意味?

番場直之英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日は「That’s a wrap.」の意味を例文を使いながらご説明します。それでは例文を見てみましょう。

例文1

Boss: Great job on that presentation, everyone. I think we're ready to present it to the client next week.
Team: Thank you!
Boss: Alright, that's a wrap for today. See you all tomorrow.

上司がチームメンバーに、「みんな、プレゼンについてよくやってくれた。来週、クライアントにプレゼンする準備はできたと思うよ。」と言いました。「ready」は「準備ができて」、「present」はここでは「プレゼンする、発表する」という意味ですね。それに対してチームメンバーは、「ありがとうございます。」と答えました。そして上司は、「よし、that's a wrap for today また明日。」と言いました。

それでは次に例文2を見てみましょう。

例文2

A: Thanks for helping me move all my furniture into my new apartment.
B: No problem, happy to help.
A: Okay, that's a wrap!

AさんがBさんに、「新しいアパートに家具を運ぶのを手伝ってくれてありがとう。」と言いました。「furniture」は「家具」のことですね。それに対してBさんは、「いいんだよ、手伝えて良かったよ。」と答えました。それに対してAさんは、「よし、 that's a wrap!」と言いました。
関連動画:「mansion」、「apartment」、「condominium」の違い

これらの会話から「That's a wrap.」にはどんな意味があると考えられるでしょうか。

That's a wrap. = It's finished.

That's a wrap.」は「It's finished.(終わりだ、終わった)」という意味になります。もともとは、映画やテレビ番組の撮影が終わったときに、監督が「That’s a wrap!(終了!)」と言って、撮影の終わりをスタッフや俳優に伝えるときに使っていました。現在では、仕事や会議など、他の状況でも何かが終わったときに使われるようになりました。

例文1では、プレゼンの準備が終わった後に、上司が、「Alright, that's a wrap for today.(よし、今日は終わり。)」と言っていました。

例文2では、新しいアパートに家具を運び終えた後に、Aさんが、「Okay, that's a wrap!(よし、終わった!)」と言っていました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?仕事や会議などが終わったときに、「That’s a wrap.」を使ってみてください!

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英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

英会話フォービー代表。明治大学理工学部卒業。システムエンジニアを経て、外資系コンサルティング会社勤務。一橋大学大学院にてMBAを取得し起業。TOEICは1999年から毎年受験し、受験回数は100回超。初受験の500点台から990点(満点)までスコアを上げる。現在、大学、企業、英会話スクールにて幅広い層の学習者を指導。また、語学教材の執筆、英語学習者向けYouTubeチャンネル「ForBenglish」(登録者数13万人)の運営を行う。

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