【藤沢市・お花見穴場スポット】枝を広げた「満開桜」が人々を誘い込む「美し過ぎる小さな橋」
【プライスレス藤沢】
~藤沢の魅力を再発見~
藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。55カ所目は藤沢市城南の『引地川沿いの桜並木』です。
『トライアル藤沢羽鳥店』近くの「引地橋西交差点」にかかる「引地橋」。その南北に流れる「引地川」の両岸に、貫禄ある桜の木が数キロに渡り植えられています。先日桜が8分咲きとなっていることに気が付き、付近を散策してみました(2023年3月27日撮影/今回は「引地橋」の北側のようすをお届けします)。
まずは「引地橋西交差点」から「引地川」の沿道を北へ進みます(川の西側の道)。
訪れたのは平日の10時ごろだったため、通勤・通学の人の姿はあまり見当たらずほぼ貸し切りの状態。「ソメイヨシノ」のほか「オオシマザクラ」のような白い花びらの桜(『柏山公園』内にありました)を眺めながら、往復1キロほどの距離を約20分かけてゆっくり歩きました。
お散歩中、時折木々を揺らす風が吹くと…
どこか物悲しく川へと散りゆく桜の花びら。水面を流れる桜の花びらのようすは、晩春の季語「花筏(はないかだ)」そのものですよね。あと1~2週間もすれば、桃色の川となりそう…。
しばらく水面を眺めていると、カルガモもやってきました。
さらに北上して『柏山稲荷神社(かしわやまいなりじんじゃ)』と『厳島千人力弁天社(いつくしませんにんりきべんてんしゃ)』付近まで歩きます。
この辺りは、道の両側に桜の木が植えられていてとても華やかな雰囲気。
そして、この日一番グッときたポイントがこちら。『柏山稲荷神社』と『厳島千人力弁天社』のあたりにある「柏山橋」。
橋の袂(たもと)の左右に立派な桜の木があり、『柏山稲荷神社』と『厳島千人力弁天社』を背にして写真を撮れば、桜が舞台にかかるドレープ幕のように納まります(桜のトンネルタイプではありません)。思わず立ち止まる美しさで、橋の中ほどで写真を撮る方を何組も見かけました。また橋の反対側から写真を撮ると、フレームに『厳島千人力弁天社』の朱色の鳥居が写り込み、不思議な世界観を引き出します。
その後「柏山橋」を渡り、来た道を「引地橋西交差点」へ戻るように「引地川」の東側の歩道を南へ下りました。
こちらの道は途中から足元が芝生になっています(足裏がふかふかしますよ)。芝生と桜が織りなす柔らかなシルエットは、今しか見られない春らしい光景ですね。
落ち着いた気が満ち、しっとりと地域にとけこむお花見スポット『引地川沿いの桜並木』。観光地のようにびっしりと桜の木が並ぶわけではないけれど、この時期だけはいつもの景色が特別なものに見えました。
基本情報
『引地川沿いの桜並木』
住所:藤沢市城南3丁目付近
※駐車場は無いため、行かれる際は公共交通機関をご利用ください。
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