藤沢市のみなさまこんにちは。冷たいおやつのストックがなくなると慌ててコンビニに走る筆者ころんころです。今日のおやつは、毎年恒例となった夏季限定営業（9月末頃まで）のかき氷専門店『氷伝（こでん）』の「かき氷」です。

参考記事：【藤沢市】「なんだこの旨さ？！」と誰もが驚愕。平日限定10食の「極上かき氷」の秘密

今年も「ダブルマンゴー」「ダブル生メロン」「湘南イチゴ」「湘南ゴールド＆みかん」「珈琲ゼリー」「ティラミス」など、素材を駆使したこだわりの「かき氷」をそろえる『氷伝』。例年だと、平日でも100杯以上、週末ともなれば250杯の「かき氷」を売る、行列ができる人気かき氷専門店です。今年は「夏の時期にはスーパーに並ばない『ある果物』を使った新作」が食べられると聞き取材に向かいました。

さっそくですが、その果物について店主の佐藤さんにおたずねすると「『和フルーツ』の王様、新潟県のブランド柿『おけさ柿』です」とのお返事が。

本来ならば秋から旬を迎える「おけさ柿」。それがなぜ今ここに…？

そもそも「柿」の「かき氷」（柿氷？笑）を食べたことのない筆者。「今の時期に『おけさ柿』がとれるの？『柿』の『かき氷』ってどんな味？！」と何だかいろいろとピンと来ず（汗）。佐藤さんは「もともと渋柿の『おけさ柿』は、まず渋抜き処理を施し甘い柿に生まれ変わらせます。その後冷凍保存し、何も加えずにピューレ状のシロップに加工します。非加熱なので『おけさ柿』本来のフレッシュな味わいをストレートに楽しめますよ」と話します。ほほぉ…、少し味の想像が湧いてきてきました。笑

その「おけさ柿」シロップに、ほどよく粒を残したぜんざい風の「あんこ」をたっぷりトッピングしたのが「おけさ柿＆あんこ」の「かき氷」です。

果たして「おけさ柿」シロップのお味はいかに…

果物でありながら、まるで野菜のような爽やかさが際立つ「おけさ柿」シロップ。柿独特のねっとりした甘みではなく、ジュースとしてごくごく飲めるようなフレッシュで自然な甘さです。試食時、その美味しさに驚き過ぎてしばし言葉が出なかった私（語彙力喪失。汗）。「シロップを別売りして欲しい」と感じるほど、なんとも滋味深い味でした。

ちなみに「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざ通り、レモン1個分に相当するビタミンCが含まれる「おけさ柿」。日焼けによるシミそばかす防止・夏風邪対策・免疫力アップのため、まさに今食べたい「栄養満点のかき氷シロップ」と言えそう。「かき氷（S・Mサイズ）」はお好きなシロップを2種類選ぶことができるので、1種類は「おけさ柿」シロップを選べば、夏のおやつの「かき氷」が「夏を乗り切るサプリスイーツ」となりますね。余談ですが『氷伝』オリジナルの「ミルク氷（ミルクを加え4日かけて仕込む自家製の氷）」のとの相性を考えると、「おけさ柿」シロップと組み合わせるなら「あんこ」がベストに感じます。

取材後、かき氷屋さんを始めたきっかけについて「地方へ行った際、忘れられない美味しさのかき氷に出会ったこと」と話してくれた佐藤さん。「あの日のかき氷」を超える味を、自らの手で作ろうと思ったのだそうです。そんな佐藤さんが作る、唯一無二の「かき氷」が楽しめる『氷伝』。この夏、衝撃の口福に浸ってみませんか？

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